親が施設に入るとき、実家をどう管理する?最初に確認したいこと

親が施設に入るときの実家管理についてのアイキャッチ 親の暮らし・家族の準備

親が施設へ入ることになると、日々の生活の準備と同時に、実家をどうするかという問題が出てきます。すぐに売る・片付けると決める必要はありません。まずは、家の状態と契約・費用に関する情報を整理し、誰が何を確認するかを決めることから始めます。

この記事では、実家が空く可能性が出てきた段階で、家族が確認しておきたい項目をまとめます。個別の契約、相続、税金などは事情により異なるため、必要に応じて専門家や自治体の窓口へ確認してください。

最初に決めるのは「家をどうするか」ではない

入居直後は、親の生活や手続きで余裕がなくなりがちです。この時点では結論を急がず、まず次の三つを把握します。

  • □ 親が自宅へ戻る可能性と、おおよその見通し
  • □ 家の鍵、郵便物、支払いを誰が管理するか
  • □ 家族の間で、家に関する情報を共有できているか

片付けを先に進めるよりも、家の状況を把握しておくほうが、後の判断をしやすくなります。実家の整理を考え始めた段階の確認順は、親が高齢になったら実家の片付けは何から始める?も参考にしてください。

空き家になる前に確認するチェックリスト

  • □ 電気・ガス・水道・通信の契約先と支払方法
  • □ 火災保険・地震保険の契約内容と連絡先
  • □ 固定資産税など、家に関係する郵便物の送付先
  • □ 雨漏り、破損、庭木、害虫など、見回りが必要な箇所
  • □ 近隣へ伝える必要があることと、緊急連絡先

契約を止める・変更する前には、契約名義や解約条件を確認します。特に保険やライフラインは、空室の扱いで条件が変わることがあるため、個別に契約先へ問い合わせるのが確実です。

家の中を整理するときの優先順位

家が空く可能性があっても、いきなり家財を処分する必要はありません。次の順に分けると、判断を保留する物が見えやすくなります。

  1. 重要書類、通帳、印鑑、契約書など
  2. 写真、手紙、アルバム、家族の記録
  3. 親が今後の生活で必要とする衣類や生活用品
  4. 売却・譲渡・処分を検討する物

捨てる前に確認しておきたい物は、実家の物を捨てる前に確認したい「売れる可能性のある物」でまとめています。家族の記録や書類が混ざりやすい本については、実家に大量の本がある場合の処分方法を参照してください。

定期的に見回るときのポイント

  • □ 郵便物がたまっていないか
  • □ 窓・雨戸・玄関まわりに破損がないか
  • □ 水漏れや雨漏りの兆候がないか
  • □ 庭木や雑草が近隣に影響していないか
  • □ 室内に湿気・におい・害虫の問題がないか

遠方の場合は、家族だけで抱え込まず、見回りを頼める親族や地域の管理サービスなど、利用できる方法を検討します。費用や対応範囲はサービスごとに異なるため、契約前に内容を確認しましょう。

片付けや売却サービスを考える前に

物が多く自分たちだけで進めにくい場合でも、まず「売りたい物」「処分したい物」「残す物」が混ざっていないかを確認します。宅配買取・出張買取・不用品回収の違いは、宅配買取・出張買取・不用品回収の違いで整理しています。

宅配買取を検討する場合は、返送料やキャンセル条件を申し込む前に確認してください。宅配買取の返送料・査定料・キャンセル条件を比較では、確認したい条件の見方を説明しています。

今日できる最初の一歩

最初の一歩は、家の契約書類・鍵・連絡先を一か所に集めることです。すべての判断を一度に行う必要はありません。親の意思と家族の状況を確かめながら、次の手続きに必要な情報を少しずつ整理していきましょう。

情報源・確認先

  • 市区町村の空き家・住宅に関する相談窓口
  • 火災保険・ライフラインの契約先
  • 法務・税務・相続に関する公的相談窓口または専門家

本記事は一般的な確認の順番を示すもので、個別の法的・税務的な判断を行うものではありません。

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